大学就職課、大学キャリアセンター訪問は必須か?

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大学訪問

 

株式会社ディスコが2016年11月に発表した「大学の就職・キャリア支援活動に関する調査」では、「学内説明会への参加意向は半数の大学が増えている」と言った結果が出ており、「大学との関係強化」に注力したいとする企業が増えています。

 

(引用)学内企業説明会への企業の参加意向については、半数(50.0%)が前年度と比べて「増えてい る」と回答した。国公立では、「増えている」が 4 割(40.0%)であるのに対し、「減っている」 は今回 1 校もなかった。私立も同様の傾向が見られ、「減っている」は 0.9%にとどまり、「増え ている」は半数を超える(53.6%)。 企業調査(2016 年 10 月実施:有効回答 1,429 社)で、2018 年卒者の採用で注力したいこととして「大学との関係強化」が多く挙げられていたが、その一つとして、学内合同説明会への参加企業が増 えていると考えられる。

採用コストがかからない「大学訪問」。学生側の就職課の利用が年々増えている状況ですので、是非、実施したいアプローチと言えます。

大学訪問の第1歩は、求人票の設置

 

大学訪問は、求人票を設置してもらうことから始まります。

そして、大学内で開催される合同企業説明会への参加や個別企業説明会の開催、学生の紹介などに協力してもらえるよう、企業の採用担当者が大学の就職支援室やキャリアセンターを訪問します。

 

大学訪問のアポイントを取る前に

 

アポイントをとる前に、どこの大学とどんな関係を築きたいかを考えましょう。

社会で活躍する人材を多数輩出している上位校ともなれば、多くの企業の担当者が訪問しますから、大学と良好な関係を築くには同じ担当者が数年かけて通い続けることが求められ、正直なところ、大学訪問初年度から成果が期待できるものではありません。

時間はかかりますが、うまく関係が築ければ、学内の合同企業説明会や個別の求人紹介などが可能になる事でしょう。

尚、継続的に連絡・訪問をおこなう必要がありますので、訪問する大学選定は、社内の対応人員数に応じた大学数で行うのが鉄則です。せっかくアプローチしても、継続できなければ、一時的に連絡のあった会社と大学側に認識されてしまい逆効果です。

最初はあまり欲張らず、業務量に応じて確実にフォローができそうな数に絞って活動しましょう。

既存社員や内定者の大学を調べ、多く在籍している大学をターゲットにすると良いでしょう。

また、代表や役員、人事の出身校、本社や支店の近くの大学等も候補となります。

ターゲットにしたい大学が決まったら、Googleなどの検索エンジンで “◯◯大学 就職担当”と入力して検索してみましょう。ほとんどの大学がヒットしますので、次のようにアポイントをとることができます。

 

「お世話になっております。株式会社◯◯◯◯の採用担当をしております◯◯と申します。本日ご連絡させて頂いたのは貴校の学生さんを是非新卒採用させて頂きたいと思っており、担当である◯◯様に一度ご挨拶にお伺いさせて頂きたいのですがご都合いかがでしょうか?」

 

求人情報をメールで送ったり、代行会社に依頼する企業もあるようですが、それは大学訪問ではありません。きちんとアポイントをとり、訪問して大学側に自社をアピールし、定期的に足を運び双方の信頼関係を構築しましょう。

 

大学への説明

訪問時の注意点

 

そして、大学訪問をした際には、自社の会社説明や求める人物像などの情報を伝えることはもちろん、大学で開催される学内企業説明会のスケジュール、その他学生と接点を持てるようなイベントやセミナーなどの種類やスケジュールも聞きましょう。

また、他社よりも早く、未公開情報を優先的に提供すると歓迎されるでしょう。尚、持参するツールは、求人票と入社案内を数部持参して下さい。尚、菓子折等は受け取らない方針の大学もあるので、持参しなくて良いでしょう。

尚、就職課とは別に“就職担当教授”を各学部学科に設ける大学も多いので、特に研究室と結びつきの強い理系学生狙いの際はこちらへの挨拶も実施しましょう。

就職を支援する責任の中で、紹介した会社がひどい会社であれば就職担当教授も責任を感じます。就職担当教授が、信頼できる企業や採用担当者を学生に勧めやすくなるのは当たり前です。きちんと礼儀をつくしてお願いに行きましょう。

 

訪問は1度だけではなく、最低でも数ヶ月に1度は訪問して情報交換を行ってみると良いでしょう。人間関係の構築には接触頻度を重ねていくのがベストです。

 

時間がかかりますが、大学訪問で自社の新卒採用力をコツコツと付けていく事で将来的に得られるメリットは計り知れません。従来の募集手段ではなかなか応募が集まらない、新卒採用活動にこれ以上コストをかけられないという課題を抱えているのであれば、その解決策の1つとして、大学との関係づくりを検討してみるのはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

・学生の学内説明会の参加は近年増えている

・就職課へのアプローチは、メールよりも電話で。

・効果はすぐにでないが、コストのかからない採用手法である

・就職担当教授との信頼構築がポイント

 

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