新卒紹介サービスの上手な使い方

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新卒紹介

新卒紹介とは、中途採用で既に一般化している人材斡旋を新卒採用に転用したもので、紹介会社に前もって自社の事業や仕事内容、採用したい人物要件を開示しておく事で、該当する学生を紹介してもらえるサービスです。

就職サイトと違い母集団を形成が不要の為「作業効率が良く」、一人当たりの採用費用も成功報酬型である事から「費用算定がし易い」と言ったメリットがあり、専任人事が不在の企業や少人数採用の企業に適したサービスと言えます。

1.新卒紹介の導入背景

新卒紹介サービスそのものは、2005年頃には既に誕生していましたが、当時は企業が有利な買手市場だった事もあり、高価で真新しい採用手法であった新卒紹介を利用する企業は少なく、就職サイトの掲載一辺倒の時代でした。

認知されだしたのは2010年以降となり、この頃から就職サイトの弊害が叫ばれるようになり、巨大な母手段を形成する手間とターゲット以外の学生からのエントリーも多く、時間と労力、コストを企業が問題視したのでした。

そして、2015頃からの好景気により売手市場が到来し、それまで学生1名あたりのエントリー平均社数が100社だったものが30社以下に激減。それによって、多くの中小・ベンチャー企業の母集団は軒並み半分以下になり、就職サイトの掲載に替わる採用手法として新卒紹介を検討する企業が増えたと言うのが導入背景となります。

サービスの疑問

2.新卒紹介のメリット、デメリット

そんな新卒紹介サービスのメリットとデメリットを考えてみましょう。

【メリット】

■「採用労力の削減」

母集団形成を必要とせず、選考、内定出しに集中できる。

■「厳選した人材とのみ会える」

紹介会社が事前にフィルターにかけてくれるので、必要人材とのみ会える

■「これまで会えなかった学生層と会える可能性」

採用人材にマッチする場合、紹介会社が口説いてくれる

■「採用ノウハウが無くても採用できる」

広報や母集団形成が不要な為、採用ノウハウをあまり必要としない

■「明朗会計」

採用できなかった場合は無料。内定辞退があった際は全額返金

■「選考学生の就活状況報告」

意中の学生の就活状況、内定取得状況等を紹介会社がヒアリング代行してくれる場合も


【デメリット】

■「紹介されない可能性」

不人気業界や会社に魅力が無い場合、人物要件が異常に高い場合、紹介されない事も

■「採用力が蓄積されない」

紹介される学生を面談するだけの作業なので、採用ノウハウは蓄積されません

■「学生の志望動機が曖昧」

就職サイトと違い学生自身が探した企業で無い為、志望動機が低い場合も

■「採用人数が増えるとコスト増」

現在の一人当たりの紹介費用は約70万円とされており、これが人数分加算される

以上が、新卒紹介のメリット、デメリットとなります。

尚、新卒紹介会社もビジネスですので、成功報酬費の減額を強要した場合、なかなか学生を紹介されないといった話しも良く聞きます。就職サイト掲載と違い、母集団は紹介会社が管理している事を忘れないようにして下さい。

まとめ

・新卒紹介サービスは、中途人材紹介の新卒版であり、母集団形成の必要が無く、完全成果報酬の為、作業労力の削減と固定費で採用できるのが最大の特徴。

・採用人物像の共有、学生の集客方法の確認、内定辞退時の返金ルール等を事前に確認し、必ず契約書を締結しましょう。

・メリット、デメリットをしっかり把握し、自社の採用方針と照らし合わし、導入を検討しましょう。

 

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