学生の心を掴むことができない会社説明会とは?

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新卒会社説明会

新卒採用活動において、自社の会社説明会は学生がこれから選考に進むかどうかを決定づける重要な場面、企業にとっては自社のプレゼンテーションの場です。

 

そこで学生に語られる内容は、入社動機に大きな影響力を与えます。

 

しかし、採用担当者、特に新卒採用が初めての採用担当者は、決して「話しのプロ」ではありません。

 

いきなり数十名、場合によっては数百名の学生の前で、自社について話さなければならないため、相当なプレッシャーがかかることでしょう。

 

新卒採用をする企業にとって、会社説明会における「プレゼンテーション力」の向上は、採用成功に欠かせない要素となるため、まず、どのような会社説明会が学生の心を掴み、何が響かないのかを理解しておきましょう。

 

1.新卒採用活動における会社説明会の重要性

自社の魅力を伝え、それを志望度の向上につなげていくために一生懸命「会社説明」をすることは大切です。

 

しかし、残念ながら採用担当者が一生縣命「会社説明」をしたとしても、それが必ずしも学生の心を掴めているというわけではありません。学生は何十社、何十名という採用担当者と会い、会社説明を受けています。

 

聞き手である「学生の視点」を心得て話す採用担当者と、そうでない採用担当者を学生はすぐに見抜き、その印象はその企業に対する印象となります。

 

今回は、採用担当者がやってしまいがちな「よくある残念な会社説明会」の例を取り上げ、その解決策をいくつかご紹介いたします。

 

2.よくある残念な会社説明会の例と解決策

 

① 採用担当者が、一方的にだらだらと話すだけの会社説明会

 

採用担当者が会社説明会で最もやってしまいがちなことは、学生に対して「一方的」に話し続けることです。

 

限られた時間の中で会社や仕事、福利厚生などたくさんの情報を伝えなければならないため仕方のないことのように思われますが、10分や20分ならともかく、30分~1時間以上も集中して人の話を聞き続けるのは簡単なことではありません。

 

自社の会議でも同じようなことが起こっていませんか?

長く話せば話すほど、印象が悪くなるのは明かです。

 

会社説明会では、学生に強い印象と動機付けを与えましょう。

 

また、話す前にまず学生に質問を投げかけたり、簡単なテーマを与えて数分学生同士でディスカッションしてもらうことで、双方向のコミュニケーションが可能となり、学生は考えながら話を聞くので、理解度の向上に繋がります。

 

また、会社説明会は極力採用担当者が単独で行うのを避け、年齢の近い若手社員や将来ビジョンが語れる会社役員など、複数のスピーカーが登壇することで、共感や気付きを与えやすくなります。

残念な会社説明会

 

② 新しい気付きや内容のない会社説明会

 

昨今、就職サイトや入社案内パンフレット、採用ホームページやSNSといった様々な情報伝達の場があります。

 

会社説明会で学生に発信する情報に、すでに発信済み以外のものが無かったら、企業研究をしっかりしてきた学生には新鮮さが感じられず、「わざわざ参加したのに新しい情報が得られなかった・・・」とマイナスの印象を与えてしまいます。

 

会社説明では、企業情報や仕事説明に終始することなく、現場で働く社員の「生の声」を必ず入れましょう。

 

尚、情報にリアリティを持たせるのに最も有効なのが「エピソード」です。

 

会社説明会で登壇するスタッフ全員が、自分の経験やエピソードを用いて学生にリアルな情報として紹介できるようにしましょう。

 

 

③ 自社の良いところだけをアピールする会社説明会

 

会社説明会は自社の魅力を学生に伝え、志望度を高めることが第一の目的です。

 

しかし、その意識が強すぎると「魅力だけをひたすらアピールする会社説明」になり、学生は逆に「本当に良いところだけなのだろうか」と疑問視するようになってしまうものです。

 

学生は決して企業の良いところばかりを聞きたいわけではありません。

 

例えば、昇級が少ない企業であれば、「昇給が少ない」というネガティブ情報を正直に伝え、その分無償で研修を受けられるとか、減給が無いなどのポジティブ情報を伝えると良いでしょう。

 

実は、学生にとって魅力に感じる「ポジティブ情報」と、逆に学生が我慢や理解が必要な「ネガティブ情報」をバランスよく伝えることで、より効果的に魅力を訴求することができます。

 

以上、学生の心を掴むことができない会社説明会と解決策の一部をご紹介しました。

 

「学生視点」に立った会社説明会コンテンツとすることで、自社の魅力を今まで以上に伝えることができるようになるはずです。

 

就職サイトや会社案内パンフレットでは伝えきれない内容に着目し、採用担当者のプレゼンテーション力を向上させていくことは、自社の採用力を向上させる最も有効な方法の1つです。ぜひお試しください。

 

❚ まとめ

 

会社説明会で学生の心をつかむためには、「双方向のコミュニケーション」、「ここでしか聞けないエピソード」、「程よいネガティブ情報」を織り交ぜた、採用担当者のプレゼン能力の向上が必須。

 

 

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